こんにちは!
朝晩はとても涼しい~ですね~♪歩いていますか~?
さて今日は、慢性疼痛診療ガイドラインに書かれている膨大な資料の中から一部を抜粋します。
question「慢性疼痛を有する患者の特徴は?」
answer「慢性疼痛患者は、痛み以外にも多彩な症状・徴候をともなっていることが多い。
と書かれています。
解説:慢性疼痛患者は、病期が長くなるにつれて痛み以外の様々な症状・症候を伴う事がある。その代表的なものが抑うつ症状である・痛みというストレスが抑うつ気分を引き起こしているのか、抑うつ状態が身体症状として痛みを引き起こしているのかについては未だ結論が出ていない。
痛みが長引くと、心理社会的因子との循環的相互作用により難治化、重症化する。痛みの恐怖回避モデルに示されるように、痛みが難治化する場合には、破局的思考が関与していることが多い。これによりdisability(不動化)やdisuse(廃用)などの徴候が出現し、日常生活動作(ADL)の低下を引き起こす。痛みが長期化すると仕事や学業に影響が出てくる。

抑うつ:「気分が落ち込んで何にもする気になれない」、「憂鬱な気分」などの心の状態が強くなり、様々な精神症状や身体症状がみられることを言います。 抑うつ状態が見られる疾患にはうつ病や躁うつ病、抑うつ神経症などがあります。(インターネットよりお借りしました)

図で説明されているので、イメージしやすいですね。
慢性疼痛診療GL 表紙.indd (umin.jp)http://mansei-toutsu.umin.jp/file/mansei-toutsu_GL_J_2021.pdf
ではまた、綴ります。