交感神経過緊張による悪循環を断ち切る

こんにちは!階数の高い所にいる事が多いのですが、トンボがよく飛んできますが、かる~い感じで気持ちよさそうに見えます。(*^▽^*)

さて、今日は下地先生のご著書「痛みをやわらげる科学」より

【交感神経過緊張による悪循環を断ち切る】の中から一部をご紹介させて頂きます。

慢性痛は一つのストレスとして作用します。逆に精神的なストレスは慢性痛を引き起こします。これらのストレッサーは大脳皮質に受け止められて、感情の中枢である大脳辺縁系に作用します。そこで、不快や苦しみなどの感情、情緒が沸き起こります。その状態が続くと大脳全体の統御機能に障害が起こり、うつ症状がでてきます。

また、大脳辺縁系から結びつきの強い視床下部という自律神経とホルモンの中枢に情報が送られ、交感神経活動の過緊張が招来します。この交感神経過緊張状態こそ、いろいろと悪さをする元凶といってもいいと思います。

このように慢性痛やストレス、不眠、交感神経過緊張はそれぞれお互いに相手を亢進させます。それに対処するには、その悪の因子それぞれに対処することです。

ペインクリニックにおける神経ブロックは、大部分が交感神経活動のブロックにその治療効果を置いていると、私は考えています。

交感神経の過緊張が、慢性の痛みの原因とその悪循環んに大きくかかわっていることを、幾つかの事例で第2章に述べました。

交感神経過活動を起こしている原因と、その活動をブロックすることです。つづく

交感神経ばかりが優先してしまうと、、、疲れやすくなりそうですね。。。

お風呂に入っているときや眠っているときは、さすがに副交感神経が優先していれば良いなぁ~!と思うのですが、お風呂で考え事をしたり、眠る前に不安を抱いたりして悪い夢を見ていては、、、ずっと交感神経の連続ですよね。

ぱぁ~~~~っと行きたいものです♪♪

痛みをやわらげる科学
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次