ペインクリニックを受診するひと

皆様、お正月明けは如何お過ごしでしょうか。

あかるい診療所で働くわたくしは、お正月ずーーーっと食べていました。呑気なものです。ですが、あかるい診療所を人々へ届ける為にSNS発信は昼夜問わず挑戦していました。フォローしてくださる方に感謝です。

まだまだペインクリニックとかペインコントロールという言葉は知られていませんね。ですが、多くの人が痛みで困っていたり、生活のリズムが狂ったり(QOLの低下とも言われます)しているのが現状ですね。

じゃあ、整形外科にでも行っておこうか。レントゲン撮ってもらって湿布を処方してもらって、また再診で受診して、人に会えば「腰が痛くってね、良くならないんだよぉ。お前さんもどっか痛いって言ってたよねぇ、大丈夫かい?」なぁ~んてお互いの痛み発表会みたいになって、肝心な「本気でなおす」の目的がどっか行っちゃうケースもよくあります。

ペインクリニックは、ペインクリニックにしか出来ない内容(サービス)を創っていくと多くの人の助けになるのだろうと思います。痛み外来とか、最近では専門の看板が増えてきているようです。

ペインクリニックの良い所は、痛みの原因(ルーツ)を探ったり、生活の癖(習慣)を引き出したり、心的ストレスに寄り添ってみたり、薬(治療)以外の様々なヒアリングから改善のヒントを引き出すという感じです。

また、脳との関わりが研究されていたりもしますので、「なんで痛いの?そんなはずないのにな。」(逆に「なんで痛くないの?」)という不思議な違和感の答えも出せるかもしれません。下地恒毅先生の書籍「痛みをやわらげる科学」を拝読すると、とにかく深いんだ~!と思います。

ちょっとした腰痛や肩こりくらいでペインクリニックに行くのはどうなのかなぁ。と思われる方もいらっしゃるのでしょう。

特に線引きはありませんので、お気軽にご相談ください。

心が痛い???あぁ、ぁお辛いですね。心療内科ではなくペインクリニックで診てもらいたいのですね。まずはお気軽にご相談ください。

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